元公務員ロジーのつぶやき。

元地方公務員が1年で転職してどうなったかを書いていきます。

生きるってどういうこと⁉︎【稲盛和夫の論語を読んで①】

稲盛和夫論語」を読みました。

 

①にしてるのは、良いことが書かれすぎてまとめれないんで、特に前半印象に残った

 

言葉をまとめられればと思いました。(②を書くかは気分次第ですw)

 

1.「動機善なりや、私心なかりしか」

 

孔子は言った。「その人の行動を見て、動機を見極め、目標を知れば、その人の

<人となり>は隠そうとしても隠しきれないものだ」と。”

 

 

大きな夢を抱き夢を実現しようと動くときには「動機善なりや」と自分に問いかける必要があリます。自問自答して動機の善悪をきちんと判断しスタートしなければなりません。人が行動を起こすときには常に「善」と「利他の心」が介在しているか確認しましょう。「私心」や「利己」に支配されていないかチェックが重要です。

 

2.「1日1日をど真剣に生きる」

 

”弟子である季路が、死者の霊を慰める理由を孔子に尋ねた。孔子は「生きている人間でさえ慰めることができないのに、どうして死者の霊が慰められようか」と答えた。さらに、死について尋ねると。孔子は「生きることさえまだ分からないのに、死ぬことがわかろうか」と戒めた”

 

稲盛和夫さんは長期の詳細な経営計画、ビジネスプランは立てないそうでした。その理由は「今日の仕事がうまく行くかどうかも、あしたに何が起きるかも分からないのに、遠い将来のことなど見通せるわけがない」と仰ったそうです。〜毎日を一生懸命生きていれば明日が見えてきて、その日々の積み重ねが5年後10年後に大きな変化を生んでいく〜というのが稲盛和夫さんの生き方でした。

 

3.「常に謙虚であらねばならない」

 

子貢が言った。「私は、他人から迷惑をかけられるんを好まないのと同じように、他人にも迷惑をかけたくありません」と。孔子は「賜(子貢の名前)よ、それは今のあなたには出来過ぎた願いだ」と述べた。

 

世の中が豊かになるに連れて、自己中心的な価値観を持ち、自己主張の強い人が増えてきたと言われています。このような考え方ではチームワークを必要とする仕事ができるはずがありません。「周りにいるどんな人間も自分の師である」という謙虚さを持って人と接することが重要になります。職場で成果を収めた時も、決して自分一人の力ではなく周りの仲間の支えで今の結果が生じていることを忘れてはいけません。

 

以上の3つが「稲盛和夫論語前半パート」を読んで印象に残った点です。

 

自分は営業なので、3つとも当てはまるなぁと思いながら読んでいました。1の「動機善なりや、私心なかりしか」は自分が取り扱っている商品が本当にお客様のためになる商品をご提案できているか、を再認識しながら読んでいました。私は広告を取り扱っていますので、媒体売りになっていないか?目の前の売り上げだけを見ていないか?本当にこの提案はお客様の不を解決できるのか?を頭に叩き込んで(というか無意識にできるほど)お客様・街の事業者様と向き合っていきたいなと感じました。売り上げだけ意識して仕事しても全く面白くないですもんねw そんなつまらない人間にだけはなりたくない。

「1日1日をど真剣に生きる」「常に謙虚であらねばならない」の2つも度々意識しないと忘れがちなことだなと振り返りました。ちょっと適当にやっとこ、俺ってすげえぞみたいな気持ちって人間誰しも生じる感情かなと思います。大事なのはそう思い自分に気づいて自分をコントロールすることなのかなと思います。無意識に生じた感情に身を任せて行動するのは良い結果を生まない(直感でひらめいた!とかはまた別の次元の話)ので、周りのスタッフ・先輩・上司に感謝しつつもっともっと頑張って成果をあげていきたいな〜と思います。

 

ちなみに、自分が所属している会社は巨大企業なので全国に多数の仲間がいます。

1日1日を真剣に生きて全国で誰よりも良い成果を上げることで、自分が住んでいる街に恩返しができれば最高です!こんなに面白い仕事は中々ない。年末の締め会のときに周りの方に感謝の意を述べようかな...照れるけど。笑